積極損害とは?
交通事故が起きたら被害者側の対応

積極損害とは?

積極損害とは、交通事故にあわなければ被害者が支払う必要がなかった費用のことです。人身事故では入院費や治療費、病院への交通費が、物損事故なら修理費や買い替え費用がこれにあたります。

人身事故(傷害・後遺障害・死亡事故)の積極損害

人身事故の積極損害は、賠償金が常識の範囲を超えて高額とならないように一定の基準が設けられています。接骨院や鍼灸などは治療に必要だと医者が認めた場合に限り認められます。

物損事故の積極損害

物損事故の積極損害には、修理費用や評価損などがあります。修理費用が時価額を超えた時は「全損」扱いとなり、車両の場合は事故直前の中古市場の価値から事故後のスクラップ価格を差し引いた額が損害額となります。新たに車を買い替える場合には、税金など諸経費も認められます。

修理費用修理可能な場合 → 修理可能であればその修理費が実費として認められる。修理費用が時価を超える場合は全損扱いとなる。
全損もしくは修理不可能な場合 → 事故直前の中古市場から事故後のスクラップ価格を差し引いた額が認められる。
評価損(格落ち損)売却や下取りに出す場合、同型同年式の無事故車に比べて低く評価される分の損害。
保険会社が格落ち損を認める例は少ないが、裁判では認められた判例がある。事故直前の評価額の10%もしくは修理費の20%〜30%が一般的。
代車使用料修理または買い替えの期間中、レンタカーなどを使用する費用。
対車両の積極損害
対車両以外の積極損害建物の修理費、物品の修理・交換費、後片付け費用、積荷や農作物などの損害賠償が認められる。
対車両以外の積極損害

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