相次ぐ高齢者ドライバーによる交通事故を減らすため、警察庁の有識者会議は、過去に一定の違反歴がある高齢者ドライバーに、新たに運転免許証を更新する際、「実車試験」を導入する方針であることを取りまとめた。
実車試験
高齢者ドライバーによる交通死亡事故を減らすため、警察庁が道路交通法の改正を検討しており、高齢者が運転免許証を更新する際に実車試験を導入するというものです。
現在、70歳以上の高齢者は、免許を更新する際、高齢者講習の受講が必要。さらに、75歳以上の人は高齢者講習の前に認知機能検査を受けなければならない。
そして今回、中間報告に盛り込まれたのが、運転技能検査。つまり実車試験。
実車試験は、75歳以上で過去に信号無視や大幅なスピード違反など、特定の違反歴がある人に絞り込む方向で検討されており、年齢は75歳以上か80歳以上が想定されている。試験自体は合格するまで繰り返し受けられるが、合格した上で、さらに認知機能検査などを実施し、これまでよりも更新の条件が厳しくなり運転に問題なしと判定されない限り運転免許を更新できないようにするというもの。
サポカー限定免許
一方、自動ブレーキや踏み間違い防止装置など、安全機能が搭載された自動車に限定して運転を認める『安全運転サポートカー限定』の運転免許も導入される見通しで、この限定免許を選択した場合、実車試験の一部を免除することも検討されているということです。
警察庁は道交法改正案を来年の通常国会に提出する方針で、早ければ2022年から導入される見通し。
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