交通事故時にしてはならないこと

交通事故時にしてはならないこと

交通事故時にしてはならないこと

事故現場では、損害賠償に関する具体的な話をしてはいけません。
もし、念書や即決示談(慰謝料・示談金)を求められた場合は、自分の加入する保険会社の担当者と話し合うよう相手に求めましょう。

慰謝料や示談金はその場で決めない

慰謝料や示談金・損害賠償方法をその場で決めない

交通事故の現場で相手から「いくらいくら払うから…」と示談金や慰謝料などを提示されても、その場で示談に応じてはいけません。

軽い物損事故ならば、ある程度の損害賠償額ですぐに決着することもありますが、人身事故や車対車の物損事故など被害が大きくなる事故の場合は、過失割合の大小によって賠償額が大きく変わってきます。
軽い気持ちで即決示談に応じたところ、被害額が想像よりも大きくて困ってしまう場合もあります。
また、示談後に後遺障害が出た場合、示談の内容を変更することも可能ではありますが、基本的に一度成立した示談を取り消したり、やり直したりすることは非常に困難です。

「その場での示談を決して行なってはいけない」ということは、被害者加害者どちらにも言えることであり、お互いをよく知らない事故の当事者が、具体的な賠償額の出ないうちに保険会社を介さず、事故現場ですぐに示談をまとめてしまうなどもってのほかです。

念書を求められたらきっぱり断る

加害者になった場合、100%自分が悪いと思っても、相手から「慰謝料・示談金」や「事故の責任は一切当方にあり、全額賠償します」旨の念書を書くよう求められたら絶対に拒否しましょう。念書とは、後日の証拠として念のために作る文書ですから、後から念書を振りかざして法外な請求額を突きつけてくる悪質な場合も考えられます。

たとえ加害者本人が全面的に過失を認め、念書を書いたとしても、その事故について保険金を支払うのは保険会社です。「相手側にも10%の過失割合が認められる」と保険会社が判断した場合、保険会社は被害者に損害額全体の90%しか支払いません。最悪の場合、残りの10%を加害者が負担することになりかねないのです。

あまり下手に出るとこじれる原因となる

交通事故が起きた際はとりあえず謝っておけばいい・・・、というような考え方は避けなければいけません。やたらと下手に出て平謝りに謝っても相手が見逃してくれるわけではありません。
被害者となったときでも、つい自分にも非があるような気がして謝ってしまいそうですが、そこにつけこんで示談を有利に運ぼうとする加害者もいます。言葉尻をとらえられ「あの時と言ってることが違うじゃないか」と慰謝料や示談交渉をこじれさせる原因となってしまうこともあります。

ただし、明らかにこちらの不注意が認められるような場合には「ケガなどありませんか?」、「大丈夫ですか?」と気遣う気持ちは大切です。

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