飲酒運転で事故を起こしたらどうなる?罰則と仕事や生活への影響を解説

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飲酒運転は重大な交通違反であり、事故を起こした場合は刑事責任・行政処分・民事責任のすべてが重く問われます。

罰金や免許取消しにとどまらず、解雇や高額な損害賠償など、人生に大きな影響を及ぼすことも少なくありません。

本記事では、飲酒運転で事故を起こした場合にどうなるのかを、罰則や処分の違いから保険の扱い、仕事・生活への影響まで体系的に解説します。

事故後の流れや対処法もあわせて確認しておきましょう。

本記事の結論

・飲酒運転で事故を起こした場合、刑事責任・行政処分・民事責任の3つが科される
・飲酒運転で事故を起こした後の流れは、取り調べ・事情聴取、検察に送致され起訴・不起訴が判断、刑事処分と行政処分が確定
・飲酒運転で事故を起こしたときに弁護士へ相談するメリットは、刑事処分の軽減につながる、示談交渉を有利に進められる、手続きや対応を任せられるなど
・家族が飲酒運転で事故を起こした場合の対応は、事故の状況と本人の状態を確認する、被害者への対応と誠意ある行動をとる、早めに弁護士へ相談する

目次

【結論】飲酒運転で事故を起こしたらどうなるのか

飲酒運転で事故を起こした場合、刑事責任・行政処分・民事責任の3つが同時に問われます。

刑事責任では、酒気帯び運転や酒酔い運転に加えて、事故の結果に応じて過失運転致死傷罪などが適用されます。

罰金だけで済むことは少なく、拘禁刑が科されることがほとんどです。

次に行政処分として、違反点数の加算や免許停止・取消しが科されます。

民事責任として、被害者への損害賠償が発生します。治療費や慰謝料、休業損害などが対象となり、高額になるケースも珍しくありません。

このように、飲酒運転で事故を起こすと、罰則だけでなく生活全体に深刻な影響が及びます。安易な判断が取り返しのつかない結果につながるため、絶対に避けるべき行為です。

関連記事:飲酒運転で逮捕される基準とは?逮捕後の流れ・罰則・会社への影響を解説

飲酒運転となる基準|酒気帯び・酒酔いの違い

飲酒運転には「酒気帯び運転」と「酒酔い運転」があり、基準や処分内容が大きく異なります。まずは違いを表で確認しましょう。

酒気帯び運転 酒酔い運転
判定基準 呼気1リットル中のアルコール濃度が0.15mg以上 アルコールの影響で正常な運転ができない状態
判断方法 アルコール検知器による数値で判断 言動や運転状況などから総合的に判断
具体例 基準値以上のアルコールが検出された状態 ふらつき、ろれつが回らない、まともに歩けないなど
罰則の重さ 比較的軽い(ただし重い違反) 非常に重い
事故時の扱い 事故内容に応じて処分が加重される 悪質と判断され、さらに重い処分になりやすい

酒気帯び運転は数値基準で判断される一方、酒酔い運転は運転者の状態そのものが基準になります。

そのため、アルコール濃度が測定できない場合でも、明らかに正常な運転ができない状態であれば酒酔い運転と判断される可能性があります。

また、どちらに該当するかによって罰則や行政処分は大きく変わります。特に酒酔い運転は悪質性が高いとされ、事故を伴うと極めて重い責任を負うことになります。

飲酒運転で事故を起こした場合の罰則と行政処分

飲酒運転で事故を起こした場合は、運転の種類や事故の内容によって罰則や処分が大きく変わります。

酒気帯び・酒酔いの違いに加え、事故の結果ごとの責任について順に確認しましょう。

  • 酒気帯び運転の罰則と違反点数
  • 酒酔い運転の罰則と違反点数
  • 物損事故を起こした場合の処分と責任
  • 人身事故を起こした場合の罰則・刑事責任
  • 同乗者・提供者も処罰される

酒気帯び運転の罰則と違反点数

酒気帯び運転は、呼気中アルコール濃度によって処分が明確に分かれます。数値ごとの違いを表で確認してください。

0.15mg以上0.25mg未満 0.25mg以上
罰則 3年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金 3年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金
違反点数 13点 25点
行政処分 免許停止(90日) 免許取消し(欠格期間あり)

アルコール濃度が高くなるほど違反点数や行政処分は重くなります。特に0.25mg以上になると一発で免許取消しとなるため、影響は非常に大きいです。

事故を伴う場合は、これらに加えて別の罪が適用され、さらに重い責任を負うことになります。

酒酔い運転の罰則と違反点数

酒酔い運転は、アルコールの影響で正常な運転ができない状態と判断された場合に成立します。数値ではなく、言動や運転状況などから総合的に判断されることが特徴です。

罰則 5年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金
違反点数 35点
行政処分 免許取消し(欠格期間あり)

酒酔い運転は酒気帯び運転よりも悪質性が高いとされ、違反点数・行政処分ともに非常に重く設定されています。違反点数35点は一度の違反で免許取消しとなる水準です。

物損事故を起こした場合の処分と責任

飲酒運転で物損事故を起こした場合でも、厳しい処分が科されます。

刑事面では酒気帯び・酒酔い運転の罰則が適用され、事故状況に応じて安全運転義務違反などが加わることがあります。

行政処分では、飲酒運転の違反点数に加えて事故の点数が上乗せされますので、免許取消しとなることも少なくありません。

民事責任としては、修理費や代車費用などの損害賠償が発生します。任意保険が使えない場合は自己負担となるため、経済的な影響も大きくなります。

関連記事:物損事故で直接和解した場合の注意点|よくあるトラブルと対処法を解説

人身事故を起こした場合の罰則・刑事責任

飲酒運転で人身事故を起こした場合は、過失運転致死傷罪(自動車運転処罰法)が適用されます。

被害者を負傷させた場合は7年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金が科されます。

行政処分でも違反点数が大きく加算されるため、免許取消しはほぼ避けられません。人身事故は刑事・行政ともに影響が大きく、責任の重さは非常に深刻です。

同乗者・提供者も処罰される

飲酒運転は運転者だけでなく、関与した人にも具体的な罰則が定められています。内容を表で確認してください。

行為 罰則 違反点数
酒酔い運転の車両に同乗 3年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金 25点
酒気帯び運転の車両に同乗 2年以下の拘禁刑または30万円以下の罰金 13点
運転者に酒を提供(酒酔い) 3年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金 25点
運転者に酒を提供(酒気帯び) 2年以下の拘禁刑または30万円以下の罰金 13点
飲酒運転と知りながら車両を提供 3年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金 25点

このように、飲酒運転に関与しただけでも厳しい処分が科されます。単に同乗しただけでも違反点数が加算されるため、免許への影響も大きいです。

飲酒運転で事故を起こした場合の保険の適用と補償の範囲

飲酒運転で事故を起こした場合、保険の扱いは通常の事故とは大きく異なります。

特に任意保険は制限されるケースが多く、自己負担が発生しやすい点に注意が必要です。自賠責保険と任意保険の違いを順に確認しましょう。

  • 自賠責保険は被害者の補償に適用される
  • 任意保険は適用されない、または制限される

自賠責保険は被害者の補償に適用される

飲酒運転であっても、自賠責保険は原則として被害者の補償に適用されます。被害者救済を目的とした制度のため、加害者の違反内容にかかわらず支払われます。

補償内容は以下のとおりです。

  • 傷害:最大120万円
  • 後遺障害:最大4,000万円
  • 死亡:3,000万円

ただし、これらはあくまで上限額です。損害額が上限を超えた場合は、加害者が不足分を負担する必要があります。

また、飲酒運転のような重過失がある場合は、支払額が減額されるケースもあります。満額支払われるとは限らないため注意してください。

任意保険は適用されない、または制限される

飲酒運転で事故を起こした場合、任意保険は基本的に適用されません。多くの保険契約では、酒気帯び運転や酒酔い運転は免責事由として扱われるためです。

ただし、対人・対物賠償については被害者保護の観点から、保険会社が一時的に支払うケースがあります。

しかしその場合でも、後から加害者に対して支払額が請求されることが一般的です。最終的には自己負担となる可能性が高いと考えておきましょう。

また、車両保険や人身傷害保険などは支払われない、または大きく制限されることが多いです。

結果として、飲酒運転の事故では保険に頼れず、多額の費用を自分で負担するリスクが高くなります。

飲酒運転で事故を起こした場合の仕事や生活への影響

飲酒運転による事故は、罰則や賠償だけでなく、仕事や日常生活にも大きな影響を及ぼします。どのような影響があるのかを順に確認しましょう。

  • 会社への影響(解雇・懲戒処分の可能性)
  • 転職やキャリアへの影響
  • 家族や生活への影響
  • 社会的信用の低下による影響
  • 損害賠償による経済的負担

会社への影響(解雇・懲戒処分の可能性)

飲酒運転で事故を起こした場合、勤務先から懲戒処分を受ける可能性があります。就業規則に基づき、減給や出勤停止だけでなく、懲戒解雇に至るケースも少なくありません。

特に営業職やドライバーなど、運転が業務に関係する職種では影響が大きいです。免許取消しとなれば業務を続けられず、配置転換や退職を求められることになるでしょう。

また、企業の信用を損なう行為と判断されると、業務外の事故であっても処分対象になる場合があります。

飲酒運転は社会的評価が低く、企業側が厳しく対応する傾向にあるため注意が必要です。

転職やキャリアへの影響

飲酒運転で事故を起こすと、その後の転職やキャリアにも大きな影響が出ます。

特に運転免許が必要な職種では、免許取消しや停止が直接的な制約になります。応募できる求人が限られ、キャリアの選択肢が狭まることもあるでしょう。

また、採用過程で経歴を確認される中で、過去のトラブルが発覚する可能性もあります。

企業によってはコンプライアンスを重視するため、飲酒運転歴がマイナス評価となるのです。

結果として、転職活動が長期化したり、希望条件での就職が難しくなったりする可能性があります。

家族や生活への影響

飲酒運転で事故を起こすと、家族や日常生活にも大きな影響が及びます。

免許取消しとなれば移動手段が制限され、通勤や買い物、子どもの送迎に支障が出るため注意してください。

また、罰金や損害賠償の負担により家計が圧迫されるケースも少なくありません。収入が減る一方で支出が増えるため、生活水準の見直しを迫られることもあるでしょう。

さらに、家族が周囲の目を気にする場面も増えます。精神的な負担が積み重なると、家庭内の関係に影響が出る可能性もあります。

社会的信用の低下による影響

飲酒運転で事故を起こすと、社会的信用は大きく低下します。ニュースや周囲の噂で広まれば、職場や地域での評価に影響が出るため注意が必要です。

また、取引先や顧客との関係にも影響する可能性があります。特に対外的な信用が重視される仕事では、業務の継続が難しくなることもあるでしょう。

一度失った信用を取り戻すには時間がかかります。軽い気持ちでの行動が長期的な不利益につながることは、しっかり認識しておきましょう。

損害賠償による経済的負担

飲酒運転で事故を起こすと、高額な損害賠償を負う可能性があります。

人身事故の場合は、治療費や慰謝料、休業損害などが発生し、数百万円から数千万円規模になることもあります。

さらに後遺障害や死亡事故となれば、賠償額は数千万円から億単位に及ぶケースも少なくありません。

任意保険が使えない、または後から請求される可能性があるため、最終的には自己負担となるリスクが高いです。

このような経済的負担は一時的な支出にとどまりません。分割払いが続くなど、長期間にわたって生活に影響が及ぶこともあります。

飲酒運転で事故を起こした後の流れ

飲酒運転で事故を起こした場合、その後は刑事手続きに沿って進みます。

逮捕されるケースもあれば、在宅で捜査が進む場合もあります。事故後にどのような流れになるのかを順に確認していきましょう。

  • 事故発生から逮捕・在宅捜査までの流れ
  • 取り調べ・事情聴取
  • 検察に送致され起訴・不起訴が判断
  • 刑事処分と行政処分が確定

事故発生から逮捕・在宅捜査までの流れ

飲酒運転で事故を起こすと、まず現場で警察の対応を受けます。アルコール検査や事故状況の確認が行われ、違反の有無が判断されます。

悪質性が高い、または逃亡や証拠隠滅のおそれがあると判断されれば、その場で逮捕されることも少なくありません。

一方で、軽微な事故や状況によっては在宅のまま捜査が進む場合もあるでしょう。

その後は警察による取り調べが行われます。事故の経緯や飲酒状況について詳しく確認されるため、事実関係は正確に伝えるようにしてください。

関連記事:交通事故の報告(通報)義務とは?必要なケースや違反の点数・リスクを解説

取り調べ・事情聴取

逮捕・在宅のいずれの場合でも、その後は警察による取り調べや事情聴取が行われます。事故の経緯や飲酒量、飲酒した時間などについての確認です。

供述内容は、その後の処分に影響します。事実と異なる説明や曖昧な回答は不利に働く可能性があるため、正確に伝えてください。

また、供述調書が作成される際は、内容をよく確認しましょう。納得できない記載がある場合は、そのまま署名しない判断も重要です。

検察に送致され起訴・不起訴が判断

警察での捜査が終わると、事件は検察に送られます。これを「送致」といい、起訴するか、不起訴とするかが判断されます。

起訴された場合は刑事裁判へ進み、有罪となれば刑罰が科され、不起訴であれば裁判は行われません。

ただし、行政処分は別に進むため、免許取消しなどは回避できないケースもあります。

判断にあたっては、事故の内容や被害の大きさ、反省の姿勢、示談の有無などが考慮されます。結果を左右する重要な段階のため、対応は慎重に行いましょう。

刑事処分と行政処分が確定

検察の判断や裁判を経て、最終的な刑事処分が決まります。有罪となれば拘禁刑や罰金刑が科され、その内容が確定します。

違反点数に応じて免許停止や免許取消しが正式に決まり、一定期間は運転できません。

刑事処分と行政処分は別の手続きで進みます。どちらも生活に大きく影響するため、内容は必ず確認してください。

飲酒運転で事故を起こしたときに弁護士へ相談するメリット

飲酒運転による事故は、刑事・民事・行政のすべてが関わるため、対応を誤ると不利な結果につながります。

弁護士に相談することで、どのようなサポートが受けられるのかを確認していきましょう。

  • 刑事処分の軽減につながる
  • 示談交渉を有利に進められる
  • 不要なトラブルやリスクを避けられる
  • 手続きや対応を任せられる
  • 早期に相談することで対応の幅が広がる

刑事処分の軽減につながる

弁護士へ早期に相談すると、刑事処分の軽減が期待できます。取り調べへの対応や供述の組み立てについて助言を受けられるため、不利な供述を避けやすくなります。

処分判断では、被害者との示談の有無が重要です。弁護士が間に入れば、条件面を調整しながら交渉を進められます。

結果として、不起訴や刑の軽減に結びつくケースもあります。早い段階で専門家に任せると安心です。

示談交渉を有利に進められる

飲酒運転の事故では、被害者との示談が重要です。示談の内容は処分判断にも影響するため、条件の調整は慎重に行う必要があります。

弁護士が間に入ることで、法的な基準に沿った適切な金額で交渉を進められます。感情的な対立を避けながら話し合いを進めたい場合にも有効です。

また、被害者との直接のやり取りを避けられることも大きなメリットです。精神的な負担を軽減しながら対応できるでしょう。

関連記事:事故の示談交渉を弁護士に依頼するべき?メリットや判断基準、費用などを解説

不要なトラブルやリスクを避けられる

飲酒運転の事故では、対応を誤るとトラブルが拡大するおそれがあります。発言内容や手続きの進め方ひとつで、不利な状況に陥ることもあるため注意が必要です。

弁護士に依頼すれば、法的な観点から適切な対応を進められます。誤った判断や不適切な発言を防ぎながら、リスクを抑えた行動を選択できます。

初期対応の段階から専門家に任せておくと安心です。

手続きや対応を任せられる

飲酒運転の事故では、警察対応や検察手続き、示談交渉など、対応すべき事項が多くなります。すべてを自分で行うと、時間や労力の負担が大きくなるものです。

弁護士に依頼すれば、これらの手続きを一任できます。専門的な書類の作成や関係機関とのやり取りも任せられるため、対応の漏れやミスを防ぎやすくなります。

自分で抱え込まず、必要な対応を確実に進めたい場合は、早めの相談を検討するとよいでしょう。

早期に相談することで対応の幅が広がる

弁護士への相談は、早いほど選択肢が広がります。初動対応を誤ると、その後の修正が難しくなるため注意が必要です。

早期に関与してもらえば、取り調べへの対応や示談の進め方を戦略的に設計できます。結果に影響しやすいポイントを押さえた対応が可能です。

時間が経過してからでは取れる手段が限られることもあります。迷った段階で相談しておくと、後悔を防ぎやすくなります。

家族が飲酒運転で事故を起こした場合の対応

家族が飲酒運転で事故を起こした場合、感情的になりやすい状況ですが、冷静に対応することが重要です。家族として取るべき行動を確認していきましょう。

  • 事故の状況と本人の状態を確認する
  • 被害者への対応と誠意ある行動をとる
  • 早めに弁護士へ相談する
  • 今後の生活について考える

事故の状況と本人の状態を確認する

まずは、事故の状況と本人の状態を正確に把握してください。けがの有無や被害の程度、現場での対応状況を確認することが重要です。

本人が動揺している場合も多いため、冷静に状況を聞き取りましょう。

また、すでに警察対応が始まっている場合は、その指示に従う必要があります。無理に介入せず、状況を整理しながら次の行動を考えることが大切です。

被害者への対応と誠意ある行動をとる

被害者への対応は最優先です。けがの有無や被害の状況を確認し、誠意を持って対応してください。

そのうえで、安易な発言は避けましょう。責任の認め方や補償に関する約束は、後の手続きに影響します。対応に迷う場合は、専門家の助言を踏まえて進めることが重要です。

感情的な対応はトラブルの原因になります。冷静さを保ちつつ、誠実な姿勢を示すことが信頼回復につながります。

早めに弁護士へ相談する

家族が関与する場合でも、早い段階で弁護士に相談しておくと安心です。

弁護士が関与すれば、示談の進め方や警察対応について適切な助言が得られます。家族だけで判断するよりも、法的に整理された対応が可能になります。

特に人身事故の場合は、影響が大きくなりやすいです。迷った時点で相談しておくと、リスクを抑えた行動を選びやすくなります。

今後の生活について考える

事故後は、生活の立て直しを見据えた対応が必要です。免許取消しや収入減など、現実的な影響を前提に行動を見直しましょう。

まずは支出と収入のバランスを確認してください。賠償や罰金の支払いが続く可能性もあるため、家計の見直しは避けられません。

あわせて、仕事や住環境の変更も検討する必要があります。状況に応じて支援制度の利用も視野に入れておくとよいでしょう。

飲酒運転で交通事故を起こしたときに関するよくある質問

飲酒運転で交通事故を起こしたときに関するよくある質問を紹介します。

  • 飲酒運転で事故を起こすと免許は必ず取り消しになる?
  • 飲酒運転の事故では過失割合が10対0になることはある?
  • 飲酒運転で物損事故を起こしたらどうなる?
  • 飲酒運転の物損事故が初犯の場合は軽くなる?
  • 飲酒運転の事故は保険会社にバレる?

飲酒運転で事故を起こすと免許は必ず取り消しになる?

結論として、免許取消しになるのがほとんどです。

飲酒運転は違反点数が非常に高く、一度の違反で取消し基準に達します。酒気帯び運転(0.25mg以上)は25点、酒酔い運転は35点となり、いずれも一発で取消しの対象です。

さらに事故を起こしている場合は、事故に関する違反点数も加算されます。そのため、免許停止で済むケースは極めて限られます。

飲酒運転の事故では過失割合が10対0になることはある?

飲酒運転であっても、必ず過失割合が10対0になるわけではありません。過失割合は事故の状況や双方の行動をもとに判断されます。

ただし、飲酒運転は重大な違反と評価されるため、加害者側の過失が重く判断されやすいです。

状況によっては10対0に近い判断になることもありますが、事故態様によって結論は変わります。個別の事情を踏まえて判断されることを理解しておいてください。

飲酒運転で物損事故を起こしたらどうなる?

物損事故であっても、飲酒運転であれば厳しい処分が科されます。

行政処分では違反点数が加算されるため、免許取消しになるケースが一般的です。軽い事故でも処分が軽くなるとは限りません。

また、被害者に対しては損害賠償が発生します。車の修理費や代車費用などを負担する必要があり、任意保険が使えない場合は自己負担となります。

飲酒運転の物損事故が初犯の場合は軽くなる?

初犯であっても、軽くなるとは考えにくいです。飲酒運転はそれ自体が重大な違反であるため、厳しい処分が科されます。

刑事処分では、初犯であることや反省の有無が考慮されることはあります。ただし、罰則の枠自体が軽くなるわけではありません。

行政処分についても同様です。違反点数に基づいて処分が決まるため、初犯だから免許取消しを回避できるとは限りません。

飲酒運転の事故は保険会社にバレる?

基本的に、保険会社には把握されます。事故対応の過程で警察の記録や事故状況が共有されるため、隠し通すのは難しいと考えてください。

仮に申告しなかった場合でも、後から発覚すると保険金が支払われないだけでなく、契約違反としてトラブルになるおそれがあります。

また、飲酒運転は免責事由に該当することが多いため、発覚した時点で補償が受けられないケースが一般的です。

まとめ

飲酒運転で事故を起こすと、刑事責任・行政処分・民事責任のすべてを負うことになります。

拘禁刑や罰金だけでなく、免許取消しや高額な損害賠償など、生活に大きな影響が及びます。

また、任意保険が使えないケースも多く、経済的な負担は長期間にわたるでしょう。仕事や家族、社会的信用にも影響するため、軽い気持ちで許される行為ではありません。

万が一事故を起こした場合は、早めに弁護士へ相談し、適切な対応を取ることが重要です。状況を悪化させないためにも、初動対応を誤らないようにしましょう。

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